あなたはチョコレートをあげたいですか?
それとも気持ちをあげたいですか?
バレンタインデーとは日本では2月の14日に女性から男性にチョコレートを渡す日です。由来や広まりはなんであれチョコと自分の気持ちを固める日でもある。
バレンタインデーの歴史と意味
バレンタインデーにチョコ渡すのは当たり前のようなイベントになっていますがそもそもの始まりはチョコレート製菓会社が販売促進のために始めたのがきっかけです。
始まりはいつ?
1958年(昭和33年)、日本で初めてバレンタインデーに
「女性から男性へチョコレートを贈る」というスタイルを提唱したのが
メリーチョコレートカムパニーというチョコレート製菓会社です。
メリーチョコレートの社員がパリに住む友人からパリには2月14日にチョコレートを贈る習慣があるという絵葉書きをもらいチョコレートの販促イベントに結び付けられないかと考えた。
最初のバレンタインデーには四角い普通のチョコレートを販売したが板チョコ3枚しか売れなかった。今では考えられないですね。
その後、1959年(昭和34年)に
ハート型のチョコレートにメッセージや、相手の名前を入れられるチョコレートを販売すると雑誌・メディアで注目を集め徐々に広がっていった。
参考:メリーバレンタインの歴史
バレンタインデーの由来
バレンタインデーの由来で調べると出てくる名前が、ローマ帝国皇帝の
・クラウディウス2世(クラウディウス・ゴティクス)
・ヴァレンティヌス
この時代、戦争へ赴く兵士の数が不足し現役兵士の結婚を禁じる令が出された。
ヴァレンティヌスは皇帝クラウディウスの命に逆らい、男女間の結婚をとりもつことを続けた為、処刑されたと言われている。その処刑された日が2月の14日。
ヴァレンティヌスは男女の仲をとりもちすばらしい人だったと。
妄想と思い込みほど怖いものはない
妄想といってもわたあめみたいな甘いふわふわな妄想ではなく被害妄想や湯煎にかけたチョコレートが急激に固まった時のような固定観念
一部を切り出すとヴァレンティヌスは素晴らしい人
そして皇帝クラウディウスは自動的に悪役になる。
ただ、少し想像してみてほしい。
なぜ、結婚禁止令を出したのか
皇帝とはいえ、理由もなく結婚禁止にするだろうか
結婚という祝福事の禁止令を破った人間を処刑にまでするだろうか
そして例えば皇帝の立場や境遇を知ってもなお悪人だと断言できるだろうか
もちろん、その時代に生きてきたわけでもなければ真実をしることは誰にもできないが。
(※ここから完全妄想)
皇帝はいまでいう非リアだったのだ。
幼き皇帝の名は、カカオ2世といった。
生まれた時にすでに母親のいなかったカカオは
裕福ではあったが【愛】というものに飢えていた
それに生まれつき肌の色が黒いというだけで迫害された。
寂しかった。孤独だった。
権力を振りかざす父親を見て育った
カカオは弱い自分と国を変えたいと
しだいに権力を手に入れたいと思うようになった
リア充があははうふふと甘いミルクチョコレートのような時間を過ごしている間も勉学に励み、日々の鍛錬と迫害の苦しみに耐える日々を過ごした
帰宅後のだだ広いテーブルにはあったのは
ほろ苦い想いと、ただただ
苦いだけのカカオ98%のチョコレートだけだった。
カカオ2世が皇帝という椅子に座るまでさほど時間を要さなかった。
のちに兵士に恋愛禁止を命じたが、自分と同じような境遇の市民や自国を守り戦う為だったのだ。(妄想終了)
仮にこういう背景があったとしたらあなたの皇帝に対する考え方は変わるかな
固定観念なんて真夏のチョコレートみたいに簡単に溶けちゃうかもね。
チョコレートは健康にいい。という思い込み
健康にいいイコールたくさん食べればいいということでもない
チョコレートで言えばポリフェノールがいいと言われています。
他の食品にも言えることだけど
そもそも添加物がたくさん入っていたりするとそれだけであんまり良くはないし
チョコレート自体というよりかはいい商品
より良いチョコレートを食べるほうがいい
人によっては合わなかったりそもそも砂糖がたくさん入っていたらそれだけで食べ過ぎると良くないとも言える。
例えば、砂糖や甘さ控えめにしたいならカカオの%が多いチョコレートを選んだり
健康のことを考えるなら添加物・乳化剤不使用のチョコレートや
認定マークなどのついたオーガニックのチョコレート等がおすすめ。
チョコレートがもらえない?
あなたはチョコをもらいたい?
それとも気持ちをもらいたい?
うん。両方だよね。
チョコレートが欲しいならチョコをくれと言うのが手っ取り早い。まあそれが簡単に出来ていれば悩みはしない。
意外とあげる人がいなくて実は誰かにあげたい女子もいたりする。
言えたら言ってみて意外とくれるよw
もちろん一個ももらえないなんてさみしい
虚しいと思うかもしれない
でもたくさんあっても気持ちがなければそれはそれで虚しい
バレンタインデーの日本での始まりは1958年、60年程前
いわゆる製菓会社の施策。
日本では女性から送るのが常識だけど海外では男性から女性に渡す国もある。
つまり、何が言いたいかというと
もらえないなら逆に渡しちゃえばいいじゃん!(笑)
手作りじゃなくても気持ちがこもっていればいい
バレンタインチョコ貰えてないだと?しょうがないな
はいこれ。手だして
私の気持ち(ハート)
手作りじゃないけど、大切なのは気持ちだし
それに、このチョコレート
フェアトレードのチョコでさ
味もすごいおいしくてお気に入りなの
冬季限定って切ないけどだからこそまた欲しくなる
恋しくなるよね
なんで希少ってだけで価値があると思うんだろうね
人間って。
いつもそばにいたら価値があるって思ってもらえなくなっちゃうのかな。なんてね
会えないから会いたい
生きられないから生きたい
食べられないから食べたい!
もらえないから貰いたい
そんなもんだよね。
バレンタインチョコを渡すべきか迷っている人へ
最後に、色々迷っている人に個人的に言いたいことがある。
日本や韓国ではバレンタインデーに女性から男性にチョコレートを送るというのが定番だが実は国によっても違う。
アメリカはバレンタインに男性からアプローチする
イタリアやイギリス・台湾では恋人同士プレゼントを渡しあったり。クリスマスみたいな感じかな
手作りがいいのか買ったものがいいのかとか
男の自分が渡すなんてとか色々悩んで迷うかもしれない。
だけど、世間の男の人が、女の人がどう思うかではない。
チョコに限ったことではないが大切なのはあなたが想いを寄せる相手がどう思うか。
そしてあなたはどうしたいのか。それだけだ。
チョコレートを溶かしながらでもいい他人の言葉に左右されずに
自分の気持ちを固めてほしい。
ミルクチョコレートのように甘い自分の気持ちを大切にしてください。