レイヤーとは
デジタルイラストでのレイヤーの意味は
『重ねて描ける透明のキャンバス』です。
レイヤーを使うことで
- 下書き
- 線画
- 色塗り
などをそれぞれ分けて描く(作業する)ことができます。
線にかぶらず色塗りができる
アナログでは1枚の紙に下書き、線画を描いたあとに消しゴムで消して線にかぶらないように色塗りします。
線画の下に色を塗れるので線画をつぶすことなく色塗りができたり、下書きレイヤーを非表示・削除もできるので絵をかくことがめちゃくちゃ楽になります。
イメージでは透明のフィルムを重ねたような感じです。
アイビスペイントのレイヤーで解説
お絵描きアプリのアイビスペイントというお絵描きアプリを使用して説明します。
画像の左側のイラストを描く際に
『下書き→線画→色塗り』を1,2,3の順でレイヤーを使って描くことで
色塗りの際に線画をつぶすことなく色塗りができます。
色を塗る際は目のマークを押すことで、下絵は非表示にできます。
慣れないうちは線画と色だけでわけて、慣れたら肌の色、目、体、など細かくわけていくことで細かな修正や色変えなどもとても簡単にできるようになります。
単純なイラストの場合はそこまで細かくわける必要もありませんが、縁どりと目や鼻などの線画をわけて描くことで一気に下地の色を塗ることもできるので便利です。
実際のアプリ内ではこのような感じになってます。
レイヤー内左下の+マークからレイヤーを追加したり
カメラのマークから画像を読み込みすることもできます。
なのでアナログで描いたイラストを取り込んだりも簡単にできるようになっています。
イラストを反転させたり、複製、削除も可能です。
もちろんデジタルなのでペンが手について黒くなったり、せっかく描いた絵が台無しになることも、消しゴムのカスがたまることもありません!
ひとつ前に戻ったり、やり直したり出来て修正も簡単です。
慣れたらおそらくアナログには戻れません(笑)