マキタの充電式クリーナの中で「紙パック式」に限定すると現時点(2019年9月)で9種類ありますが今回はその中で6種類ピックアップして比較します。
コード式の掃除機に比べどうしてもパワーなどおとる部分もありますが、段々パワーもあがってきています。コードがないと掃除するのが本当に楽です。
比較する機種
今回比較するのは以下の6種類です。
CL182FDRFW
CL142FDRFW
CL107FD
CL102DW
CL072DS
紙パック容量はすべて同じ
マキタの紙パック容量はすべて同じ330mlです。
付属でダストバッグ500mlがついています。
ダストバッグと紙パックの違いは
紙パックは使い捨て。
ダストバッグは洗って繰り返し使用できます。
主な違いは
違いは、主にバッテリーの強さ、吸込力の強さ、連続使用時間の長さです。
あとは機能の違い。基本的に新しいほど機能が備わってます。
LEDライトでバッテリーがなくなりそうになったらお知らせしてくれたり現在最新機種にはパイプロックボタンが備わったりしています。
吸引カ・連続使用時間の比較表
バッテリー・吸引力/連続使用時間の比較表です。
※目安です。
※連続使用時間はバッテリの容量にも左右されるため、標準装備品での比較です。
吸引仕事率(W)の違い
「W」の数字で強さを表します。
数字が大きいほど吸引力があります。
個人的にCL102、CL072はあまりおすすめしません。
パワーが弱く、使用できる時間も短めです。
後々サイクロンアタッチメントを使用したいとなった場合にも不向きです。
※サイクロンアタッチメントは15W以下には推奨されていません。
パワフルモードはCL282とCL107だけ
紙パックの強弱モードは標準・強・パワフルと3種類ありますが、6種類の中でパワフルモードがあるのはCL282とCL107だけです。
強モードでの連続使用時間の比較
わかりやすく共通の強モードで比較すると
CL282、CL182、CL142の使用時間は共に約20分
違うのが吸引力のW数(強さ)というのがわかります。
CL107がパワーアップした機種がCL282
CL107の機能、パワー・使用時間、共にアップした機種がCL282です。
CL282はパワフルモードがあり吸引力が最大60w
CL107のパワフルモードは最大32w。なので約2倍です。
CL182の強モード37wと比較すると約1.6倍になります。
CL142がパワーアップした機種がCL182
CL142のパワーがアップした機種がCL182です。
CL142の強モードは29W、CL182は37Wです。
吸引力などパワー重視であればCL282、CL182がおすすめです。
値段が気にならなければCL282がいいと思います。
2019年2月発売のCL282FDRFWにはパイプロックボタンもついるのでパイプが抜ける心配もありません。
バッテリーの種類・違い
バッテリーは4種類あり、18V、14.4V、10.8V、7.2Vと数字が大きい程パワーがあがります。
連続使用時間も伸びます。
シリーズによって変わるので同シリーズ以外のバッテリーは使用できなくなるので注意が必要です。
例えば紙パック式を購入したあとでカプセル式のほうに変えたいとなった場合に同じシリーズのものであれば本体だけを購入すればバッテリーはそのまま使用できます。
パワフルでの使用時間は短めですが、標準付属品ではなく単体で容量の多いバッテリーを購入することで使用時間を長く使えるようにもできます。
ある程度掃除できればいい・フローリング向き価格重視■CL107
標準25分稼働 軽量定番モデル 10.8Vバッテリ充電器別売。
パワー・吸引力よりも軽さを重視
質量(軽さ)のみを重視するのであればCL072が6種類の中では1番軽量です。
■抗菌紙パック